こんにちは、シオリです。
「仕事が割に合わない」「成果を出しているのに給料が上がらない」と不満に思うことはありませんか?そんなあなたは、おそらく会社のために頑張りすぎています。
今回の記事は、不満を抱えてる皆さんの毎日が少しでも良いものになることを願って書きました。
特に私と同じシステムエンジニアのような、デスクワーク中心の方にはぜひ読んでいただきたい内容になっています。
日本の会社の現状と、サボることの大切さを知って、行動に移すきっかけになれたらいいなと思います。
目次
- なぜ仕事が割に合わないと感じるのか?
- 仕事ができる人はもっとサボるべきな理由
- 上手な仕事のサボり方
なぜ仕事が割に合わないと感じるのか?
「割に合わない」と感じる理由は、ずばり、あなたが周りの同僚、さらには先輩や上司よりも仕事量をこなし、成果を上げているからではないでしょうか?
成果を出しても給料が増えない
たとえば、仕事が全然できないAさんという人がいて、あなたは上司に頼まれて自分の仕事をこなしながらAさんの手伝いをする。
あなたのおかげで、Aさんの仕事は無事終わり、
明らかに自分の仕事じゃない仕事をして会社に貢献しているのに、それが給料に全然反映されていない。(むしろ、だらだら残業して全然仕事終わっていないAさんのほうが残業代がついてるぶんお給料が多い)
明らかに理不尽ですよね。
正当な評価をしてもらえない
で、上司には「君のおかげだ」「仕事が早い」とか褒めてもらえて、承認欲求は満たされるんだけど、それだけ。最悪褒めてすらもらえない。むしろそんな出来事があったことすら知らない。
人は給料じゃなくて、やりがいで動くんだ!みたいな話もよく聞きますが、それは働く側の意識の問題ですよね。
最初は経験を積むため、とか、まだ納得できるのですが、明らかに会社に貢献している人に対してそれはないでしょうと思うのです。きちんと働きに応じた評価をし、報酬を与えるべき。立派なやりがい搾取だと思いませんか?
以上のように、あなたは普通の人の倍くらいの仕事をこなせる優秀な社員。会社のためを思って、他の社員の手伝いも積極的におこないます。
一方で、Aさんのように人の半分しか仕事ができない社員がいて、その人とほとんど同じ給料しかもらえていないし、評価に大した差がつかないのであれば、「割に合わない」と思うのはもっともです。不満に思うのが普通です。
仕事ができる人はもっとサボるべきな理由
「割に合わない」という気持ちを抱えている人は、もっとサボる努力をするべきなんです。明らかに、会社にいいように使われてしまっているんです。
会社に年功序列の考えが残っていませんか?
私の会社は、なんちゃって成果主義です。
目標管理という名の成果主義っぽいことはやっていますが、形だけで、実態は年功序列です。ある程度の年齢にならないと役職についたりすることはありませんし、給料も大きくあがりません。
年功序列が残っている以上、頑張っても報われません。報われるのは歳取ってからです。ただし、今の時代、会社が存続している保証はありません。
日本企業は解雇が難しく、仕事のできないひとを辞めさせることができません。仕事が終わらなかろうが、人に迷惑をかけようが、よほどのことがない限りクビにはならないのです。
これは社会主義みたいなもんなので、年功序列の中では最低限の力で仕事をするのが正義です。
なので、仕事をしすぎなあなたはもっとサボるべきなんです。
会社が制度を改めるきっかけになる
さっきの例でいえば、もしAさんをあなたが手伝わなかった場合、どうなるのでしょうか?
他の方が手伝うかもしれませんが、誰も手伝わなかったら?
Aさんの仕事は終わらないでしょう。
でも、それは上司の責任になります。あなたは自分の仕事をきちんと終わらせているのだから、罪悪感を覚える必要なんてないのです。
こういうことが続けば、会社は評価制度を改めるかもしれません。きちんと、成果に応じた報酬で応えるように、変わってくれるかもしれません。(ただのコストカットにしか走らないかもしれないので、期待してはダメですが)
そうはいってもやらずには…と思いましたか?
では、想像してみてください。給料も上がらないのに、人の何倍も働かされて消耗しているあなたを見て、後輩、特に新入社員はどう思うでしょうか?
あれが数年後の自分の姿か…と絶望するでしょう。辞めてもおかしくないです。
人の育たない会社では、あなたの負担はいつまでも重いままです。これでもまだ会社のために苦しみますか?
あなたの人生は会社のためのものですか?
違いますよね。会社はお金を稼ぐために所属しているのです。
お金は、自分が生きていくため、大切な人を守るために稼ぐのです。
頑張ったところで、会社の利益にしかなっていないのなら、そんなことは即刻やめるべきと私は思います。
冷静に、振り返ってみてください。あなたは何のために仕事をしていますか?
それは決して、会社のためでも上司のためでも同僚のためでもないはずです。
上手な仕事のサボり方
少し仕事をサボってみる気持ちになっていただけたでしょうか?
自分と、自分の大切な人たちのために、行動しましょう!
最低限の仕事はする
サボるといっても、先のAさんのように他人に迷惑をかけろと言っているわけではありません。
あなたの仕事が適切な量になるように調整するだけです。
自分の仕事をぱぱっと終わらせて、だけどすぐに終わったことをアピールしないこと。
終わったことがわかると次の仕事が来ちゃいますから。
仕事をやっているふりをして、別のことをしましょう。
別の仕事を頼まれても、今の仕事が終わっていなくてできない、とはっきり伝えましょう。他人の仕事をもらう必要はありません。
残業は本当にしないとまずいときを除いて、一切しないようにするのも大事です。
作った時間は勉強に充てよう
できた時間でAmazon見たり知恵袋見たりしてもいいんですけど、私は勉強に充てることをおすすめします。
特に、副業や転職を見据えた勉強です。自分の収入を増やすための勉強、スキルアップ、ステップアップのための勉強です。私はPC使ってプログラムの勉強をしているので、どう見ても仕事をしているようにしか見えていないと思います。
ちなみに、このブログも勉強の一環です。
PC使って仕事しているふりをしてサボるので、かなり環境に左右されてしまうのですが、もし、PC監視されていて自由に使えないなら、休憩を多めにとってスマホで勉強してもいいかと思います。
スマホも持ち込めないなら、有給休暇を積極的に取ることをおすすめします。
まとめ:サボると仕事にもメンタルにも良い影響
会社に正当な評価と報酬を期待しても無駄なので、最低限の仕事をしつつ、自分のために時間を使いましょう!
こうすることで、体の負担や、「割に合わない」という気持ちが減るだけでなく、仕事への向き合い方がすごく変わります。
これまでは、
「仕事を早く終わらせたところで、ただ仕事の量が増えるだけなんだよなあ」
と、後ろ向きな気持ちで仕事をしていたのが、
「仕事を早く終わらせた分、自分のために時間を使える!」
と、とても前向きな気持ちになり、仕事の生産性を上げることに積極的になれます。
自分が納得できる目的で仕事をすると、毎日がすごく楽しくなりますよ。
私はこの活動を、ひとり働き方改革と称して、2019年から始めました。有給は毎月取りますし、毎日2時間は仕事中に勉強しています。
サボっても自分の仕事はきちんとこなしているので、評価も落ちることはありません。
なかなか行動できない人が多いと思いますが、これを読んだ今日からぜひ行動に移してください。行動を起こさないと何も変わりません。
私は、なんでもっと早く始めなかったのだろうと思っているくらいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。一緒に、会社に搾取されない毎日を過ごしましょう!